尾てい骨の横が痛い時とは?

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ここでは、「尾てい骨の横が痛い時」
についてお話します。

 

尾てい骨はお尻の割れ目の
ちょうど一番上のあたりに存在します。

 

尾てい骨そのものが痛い理由については、
尾てい骨打撲や骨折などが考えられますが、

 

尾てい骨の横に痛みを感じる場合には
どのような原因が考えられるのでしょうか?

 

今回は尾てい骨の横が
痛い場合についてご紹介します。

 

尾てい骨の横が痛い場合とは?

 

ここでは尾てい骨横が痛む原因として
考えられることをご紹介します。

 

・骨盤のずれ

 

普段から足を組んで座る癖のある人や
姿勢の悪い人は骨盤がずれてしまいます。

 

尾てい骨は腰付近の骨の中でも
体のバランスを支えるために非常に
重要な役割を担っています。

 

尾てい骨は脊椎の末端に存在し、
人間が前後左右にバランスをとるのを助けています。

 

そんな尾てい骨が、尻もちなどの衝撃や、
姿勢の悪さによってずれてしまうと、

 

周囲の神経や筋肉を
圧迫することで痛みが発生します。

 

また、姿勢が悪いことによって、
通常ならばかかるはずのない負担が
尾てい骨周辺の筋肉に集中してしまいます。

 

こうなることでさらに痛みが強くなってしまいます。

 

尾てい骨の横には仙腸関節という、
仙骨と腸骨がつながる部分があります。

 

仙骨と腸骨が何らかの衝撃や、
かかり続ける負担によってずれることで
痛みが現れます。

 

こうなると骨盤のずれを
治さないと痛みは消えません。

 

整形外科を受診し、骨盤体操や骨盤ベルトを
使用して治療することになります。

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・ヘルニア

 

腰椎の尾てい骨に近い部分にヘルニアを
発症すると、尾てい骨の横に
痛みを感じる場合があります。

 

腰椎は5つの椎骨から形成されており、
上半身の中でも大きな荷重を受けます。

 

可動性も大きいため、椎間板という
関節と関節の間にある組織に
障害が起こりやすいのです。

 

椎間板ヘルニアとは、椎間板に亀裂が
入ることによって内側にある髄核という部分が
飛び出て神経を圧迫し、痛みが現れます。

 

激しい腰痛と下肢の痛みやしびれが現れ、
神経症状が悪化すると運動麻痺を生じます。

 

・心因性の圧迫による腰痛

 

稀な症状ですが、レントゲンなどの
画像診断をしても、とくに所見が
見当たらないときがあります。

 

実は、心因性の腰痛というものが存在するのです。

 

ストレスを感じたり、考え事が絶えないと、
体の末端の神経に障害が起きることがあります。

 

尾てい骨付近は神経が集中しており、
脊椎の末端ですので、
心因性の腰痛が現れることもあります。

 

尾てい骨付近には下半身の神経が集中しており、
骨盤の結合部分もあります。

 

これに伴い、
尾てい骨の横が痛む原因は様々です。

 

尾てい骨横のあたりだと、
腰痛と言っていいのか

 

尾てい骨痛と言っていいのか
表現に迷いますが、診療科は
いずれも整形外科となります。

 

痛みがあるということは、
何らかの要因で神経を圧迫しているということです。

 

長期間放置しておくと大変なことになりますので、
早めに受診して治療しましょう。

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