尾てい骨がかゆい時とは?

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ここでは、「尾てい骨がかゆい時」
についてお話します。

 

尾てい骨のかゆみに
お悩みの方はいませんか?

 

転倒時や強くぶつけた場合に痛みが
発生することはよくありますが、

 

かゆみとなると原因が
なかなか思い浮かばず
不安に思う方が多いようです。

 

今回は尾てい骨がかゆい
場合についてご紹介します。

 

尾てい骨がかゆい原因とは?

 

・汗疹

 

汗疹とは名前の通り、
汗のかきやすい部分に発生する
湿疹のことです。

 

高温多湿の環境で汗の分泌が増え、
汗腺がつまると老廃物を

 

排出できなくなってしまうため
炎症を引き起こしてしまいます。

 

尾てい骨周辺は蒸れが起こりやすく、
下着による締め付けもあり
汗疹が発生しやすい部位です。

 

かゆいからといって入浴時に
洗いすぎたりすると皮膚が

 

ぼろぼろになって乾燥しやすくなり、
症状が悪化することがあります。

 

皮膚を清潔にしてからかゆみどめ軟膏を
塗布し、締め付けの強くない
下着を着用するようにしましょう。

 

・接触性皮膚炎

 

接触性皮膚炎とは下着の素材や
洗濯洗剤の残り、ボディーソープの

 

洗い残しなどと皮膚が触れあう
ことによっておこる炎症です。

 

かぶれの原因を突き止めるのは
難しいですが、シャワーの際に
しっかりと石鹸を洗い流したり、

 

洗濯のすすぎを入念に行うなど、
思い当たる原因にしっかりと対処しましょう。

 

あまりにもかぶれがひどい
場合にはアレルギーの可能性もあります。

 

尾てい骨周辺以外に症状が
ないかどうか確かめ、
皮膚科を受診しましょう。

 

・いぼ痔

 

いぼ痔からは粘液がでます。

 

その粘液をしっかりと洗い流すことが
できていないと肛門周辺が不潔となり
細菌に感染しやすくなります。

 

その感染が尾てい骨周辺の
皮膚にまで広がり、

 

かゆみを伴う炎症が
発生することがあります。

 

デリケートな部分ですので
悪化するほど対処が難しくなります。

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早めに肛門科を受診しましょう。

 

また、いぼ痔では血行不良による
うっ血が原因となりますので

 

体を冷やさないように湯たんぽや
ひざ掛けの使用をおすすめします。

 

・婦人科系疾患

 

カンジタ性膣炎や外陰膣カンジタ症
などのカンジタ菌増殖による

 

婦人科系疾患では陰部がはれて
白いカスのようなおりものが
出ることがあります。

 

はじめは陰部のみの炎症ですが、
悪化して広がると尾てい骨周辺にまで
炎症が及ぶことがあります。

 

カンジタ菌に効く軟膏は
ドラッグストアでも市販されています。

 

まずは市販の軟膏を塗り、
治らなければ婦人科を受診しましょう。

 

・糖尿病

 

「尾てい骨のかゆみと糖尿病は
何の関係があるの?」

 

と疑問に思う方もいると思いますが、

 

実は尾てい骨のかゆみが
気になっている人の中で
実は糖尿病だった、

 

という方が少なくありません。

 

糖尿病とは血中の糖濃度が
上昇することによって血管が
ぼろぼろになってしまったり、

 

神経障害や腎障害、網膜症などの
合併症を起こしやすい疾患です。

 

生活習慣病でもあり、
食生活の乱れや欧米化した生活習慣が
原因で近年患者数は増加する一方です。

 

糖尿病の症状として皮膚の乾燥があり、
特に陰部や尾てい骨周辺が乾燥し、
強いかゆみが現れることがあります。

 

糖尿病になると汗や尿にも糖分が
多く含まれ、菌に感染しやすくなります。

 

かゆみで掻きむしって傷ができると
そこから感染し、皮膚の壊死を
起こしてしまうことがあります。

 

糖尿病は内科での治療が必要になります。

 

尾てい骨周辺のかゆみには

 

尾てい骨周辺のかゆみに
効きやすい市販薬は

 

オシリア、フェミニーナ軟膏、
ポリベビーなどがあります。

 

自分の症状にあった軟膏を選択しましょう。

 

尾てい骨周辺のかゆみは
乾燥によって引き起こされるものが
多いですが、

 

まれに糖尿病などの重大な
疾患が隠れていることもあります。

 

市販薬を塗ってしばらくしても
効果がない場合には
皮膚科を受診してみるとよいでしょう。

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