尾てい骨骨折の痛みはいつまで続くの?

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ここでは、「尾てい骨骨折の痛みはいつまで続くのか」
についてお話します。

 

尾てい骨の周りは筋肉が薄く、
強打した時にクッションとなるものがありません。

 

そのため、尾てい骨は非常に骨折しやすい骨です。

 

尻もちをついたときや強くぶつけて尾てい骨を
骨折してしまった場合の痛みは
どれくらい続くのでしょうか?

 

尾てい骨骨折の痛みとは?

 

尾てい骨は小さくて細い骨なので、
すぐに骨折してしまいます。

 

尾てい骨のそばには座骨神経が通っているため、
強打した時の衝撃がそのまま脳へ伝わり、

 

一瞬目の前に光が見えたり、
吐き気がすることもあります。

 

尾てい骨が折れると、
何もしていなくても痛みがあり

 

座った時やあおむけに
寝たときに痛みが増強します。

 

打撲の場合は3日ほどすれば
痛みはよくなりますが、
骨折の場合はそうはいきません。

 

尾てい骨が折れると痛みの他に便が
すっきりとでないなどの
排便障害が起きます。

 

尾てい骨を骨折すると
整形外科の受診が必要になります。

 

受診するとレントゲンなどの
検査をして骨折の診断が付きます。

 

足や腕の骨のように固定はできませんし、
体動に直接影響する骨ではありませんので

 

安静にして自然に
治癒するのを待つことになります。

 

しかし、ただの安静治療だからといって
医師の指示を守らずに

 

激しい仕事をしたりすると尾てい骨が
正しい形にくっつきません。

 

尾てい骨が曲がったままくっついてしまうと
痛みも治りませんし、
排便障害が悪化することもあります。

 

尾てい骨骨折の痛みには
どのように対処するのか

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整形外科を受診して尾てい骨骨折と
診断されると、
鎮痛薬が処方されます。

 

決められた用量を守って
内服していれば痛みは和らぎます。

 

また、円座を使用することによって
痛みを和らげることができます。

 

円座とはドーナツ型クッションのことで、
円座の使用により尾てい骨が直接椅子や
床に触れるのを避けることができます。

 

体が冷えると痛みは増強します。

 

普段はお風呂に長く入らない人でも、
半身浴をゆっくりとすることで
尾てい骨の痛みはだいぶ和らぎます。

 

水中では浮力が働き、浴槽の中で座っても
尾てい骨に負担がかかりにくいため
ゆっくりと温めることができます。

 

しかし、長時間の入浴は心臓に
負担がかかるため、
半身浴にするようにしましょう。

 

尾てい骨骨折の痛みはいつまで続くの?

 

尾てい骨骨折に対しては前述したように
安静指示のみでとくに治療はしません。

 

そのため、骨がくっつくのにも
少し時間がかかります。

 

長めに見積もって
3か月ほどで骨がくっつきます。

 

痛みの持続は人によりますが、
一度骨折してしまうとその後しばらく
痛みが消えない人もいます。

 

周囲の神経を圧迫することなく
元の形に戻すことができれば、

 

骨がくっつくまでには
痛みはよくなっているでしょう。

 

このように、尾てい骨骨折すると、
直後から強い痛みがあります。

 

強くぶつけてしまったと思ったら
放置せずにすぐに病院に行った方が

 

鎮痛剤ももらえますし、
早めに対処することができます。

 

長期間放置するほど、尾てい骨は歪んだ
状態でくっついてしまいますので
早めに受診しましょう。

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